種類?
そう。プログラミングには、簡単に分けて、2つある。「ビジュアルプログラミング」と「キャラクターベースプログラミング」だ。
ビジュアルプログラミングにも様々なものがあるが、有名なものがブロックを積み上げるとプログラムが出来上がるものだね。
あ、中学校の技術で少しだけ触ったことがある!
有名なビジュアルプログラミング言語としては、「scratch」があるかな。ビジュアルプログラミングは、とても分かりやすく、直感でできるので、初心者にとっては良い言語なんだ。だけど、プログラミングで、様々なことを実現しようと思うと、ビジュアルプログラミングでは限界もあるんだ。それは、動作が重い、複雑なデータが扱えない、データの変更が困難な部分がある、といったようなところなんだ。
一長一短ってとこなのかな。
そうだね。「プログラミングの感覚」を掴む上では、非常に有用な言語だとは思うよ。そしてさらに、「もっとやりたい」とか「他のプログラムに応用したい」となると、難しくなるかもしれない。 そこで、もう一つ話をした「キャラクターベースプログラミング」があるんだ。
キャラクター?何かのアニメのキャラか何か?
いやいや。キャラクター(character)とは「文字」のことなんだ。つまり、文字で作るプログラミングってこと?
あー、なんだか難しそうなやつね。
ま、最初はそう思うよね。ただ、ルールや法則が分かれば、面白くなっていくよ!
本当かなぁ。
…^^;
キャラクターベースといっても、かなりたくさんのプログラミング言語があるんだ。その数は200以上とも言われているんだ。
200!
ただ、キャラクターベースも以前よりは分かりやすくなってきているし、それぞれの言語で共通する部分もあるから、安心していいよ。
あーびっくりした。
有名な言語としては、「C言語(シーげんご)」「Java(ジャバ)」「Python(パイソン)」「Ruby(ルビー)」などがあるんだ。
それぞれ、用途に合わせて使われていたりするんだ。有名なSNS(ソーシャルネットワークサービス)のアプリはJavaを使っていたり、GoogleはPythonを使っていたりする。
なるほどー。ただ、今回はどれにするんですか?
僕はPythonが良いと思うんだ。
なんでですか?
最近、ビッグデータやAI(人工知能)っていう言葉を聞くだろ?これからも、どんどん色々なデータが増えてきて、それを処理する機会が増えると思うんだ。Pythonはそのようなデータ処理に向いているんだ。あと、今、世界的にもPythonは使われていると言われているんだよ。さらに、アキラがやろうとしている国際関係の内容にも合うんじゃないかな。日本と海外のデータの比較とか。あとは、初心者でも分かりやすいと言われているためだね。
それは面白そうですね!ぜひお願いします!!
ただ、やろう!と思ってもプログラミングには色々な種類があるのは事実なんだ。