「クラウドで育てる 次世代型情報活用能力」を読んで
今回は東北大学の堀田先生から恵贈いただいた「クラウドで育てる 次世代型情報活用能力」を読んでみて、自分に生かせる部分を5つに絞って、考えてみた。
目次
1.21世紀型スキルとOECD Learning Framework 2030(p.33~34)
以前から話は聞いていたが、再度自分の中で押さえて、授業を含めた学習コンテンツを設計・開発・実施する際に、意識や組み込んでいく必要がある。
2.次世代型情報活用能力(p.35~36)
山内先生は、この本で次世代型情報活用能力のポイントとして『情報活用の「真正性」「社会性」「成果」を重視する』ということを上げている。
私自身も宮城教育大学の情報活用能力育成機構に所属する身としても、研究課題としても、現在や今後も含めた情報活用能力の定義や具体的な力は追っていく必要がある。立場上としても、研究課題としても、興味関心としても押さえつつ、前述と同じように学習コンテンツを考えていく必要がある。
3.Googleの「イノベーションが生まれる環境づくり」5点
政府や文科省が考える能力感はもちろん大切である。さらに、様々な民間企業からの提案等も注視していく必要がある。今回はGoogleの環境づくりについて、書いてあった。このことを参考にして、自分や学習者の環境へ生かしていくことで、想像力と創造力が育める可能性が広がるだろう。
4.教職課程におけるICT活用に関する内容の修得促進について(p.88~89)
教職課程における動きは、教員養成課程大学の教員として押さえつつ、研究や実践に生かしていく必要がある。なかなか全てを押さえるのは最初は難しいだろう。ただ、常にアンテナを張りつつ、情報を取得し、整理し続けることで掴めてくるだろう。ひとつひとつー。
5.創造的プログラミングと小学校教科学習を両立させる六つの手順(p.132~133)
一部のプログラミング学習だけではなく、どの段階のプログラミング学習・教育についても知見を広めつつ、深めていく必要がある。参考にさせていただきながら、困っている現場等で還元していく。